一足早くお盆休みに入った。と言うか9日夜に金沢で接待後、10日は本来会社に帰らないといけないのだが、そのまま福井・大野市へ移動、プライベートに取った宿に泊まる。
福井市から大野市へ移動するローカル線から外を眺めていると田んぼの緑が眩しすぎて、非日常感を演出してくれた。到着した駅から宿までの道も、昔ながらの狭い路地などに入ってイイ感じ。
何もしない、を目的に来たので、宿でゴロゴロして、その後軽く近くの居酒屋で食事。そういえば独りで居酒屋に入るのも久しぶりだな、と思いながらビールから地酒へスイッチ。昔ほどもう食べられなくなった自分に老いを感じたりもした。
宿に戻ると古い小さな宿にあるあるな、昔のコミックを置いているのを見つけた。松本零士の「漂流幹線000」を見つけて、そういえばこれはネットで少し見かけたな、等と思いながら部屋で読む。
松本零士らしい、思わせぶりだけどあんまり伏線を回収しない、後付けの設定も多いな、なんて思いながら読み進める。今風に辻褄合わせてアニメ化してもいいんじゃないか。
そうこうしているうちに23時も過ぎたので床に付く。
静かな闇の中で眠りにつきながら、またこの宿に来てもいいな、なんて思ってた。