あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
この週末は新宿で映画「なれのはて」を見てきた。ドキュメンタリーなのでちょっと途中で飽きるかなーと思ってたけどそんなことなかった。むしろドキュメンタリーと言うことを忘れて普通の映画として見てた自分に気が付いた。住んでる部屋の雑然さがリアルだな、なんて思って、そうかこれはドキュメンタリーだったな、と思い出した。
年を取れば海外で新しい生活をして人生にリセット掛けたい、みたいなことを夢想することがある。この映画に出てくる4人の男はそんな風にフィリピンで新しい人生を進めている人たち。映画自体は彼らの生き方を肯定も否定もしない。
だけど、出てくる人たちはいずれも日本に帰りたいと呟いていた。確かに雨のシーンで自分の部屋が水没しているのはやだな。あとは健康面とかでも不安がある。
それにしても流石大都会東京・新宿、こういうマイナーな単館系な映画でも席はほぼ埋まってて、こういうサブカルな分野でも充分人が集まるってスゲーな、と改めて東京の都会さを実感。